【クルーズ初心者必読】乗船前に知っておきたいクルーズ旅行の注意点!
こんにちは、クルーズ大好きなひなだいふく(@hinadaifuku30)です!
クルーズ旅行は普通の旅行と違うところがたくさんあります。
特にクルーズ初心者が「知らなかった!」「満喫しきれなかった!」と思うことがないように、クルーズ乗船前に知っておきたい注意点をまとめました。
クルーズ旅行中にありがちなトラブルや注意事項を紹介します!
「初めてクルーズに乗ろうかな」と思っている方は、ぜひ「クルーズ乗船前に知っておこう!クルーズのメリット・デメリットを紹介」も読んでみてください♪
お得に旅行するならクルーズ!
外国籍のクルーズは海外旅行と同じ
外国籍クルーズのクルーズ旅行は、日本発着の船であっても海外旅行と同じ。
海外旅行では、空港で出国審査を行いますよね。
クルーズでも同じように出国審査をして乗船になります。
クルーズには多くの乗客が乗船するため、出国審査やチェックインに何時間もかかることも・・・。
基本的にはクルーズ側から「あなたは何時頃に来てね」と連絡があり、チェックインの時間をズラすことで混雑緩和に努めています。
クルーズはあくまで船の上だということを忘れない
どんなに巨大なクルーズでも、どんなに豪華なクルーズでも、そこは船の上。
できることに限りはあります。
クルー達はできるだけ乗船客が気持ちよく過ごせるようにサービスをしてくれますが、それでも至らないことだってあります。
クルーズの上では、心を広く持ち、怒らないようにしましょう
クルーズ旅行初日から、クルーに怒鳴り込んでるお客さんもいるんです。
サービスが至らないと不満を言うご高齢方も多いんです。
でも、それでより気分が悪くなるのは自分じゃないでしょうか?
クルーには「あの人厄介なお客さん」として見られるし、初日から不貞腐れてせっかくのクルーズを楽しめないなんて、そんな勿体無いことありません。
少々トラブルがあろうが、進行が悪かろうが、クルーズの上くらい急がずにゆっくり楽しみましょう。
小さなことで文句言うより、クルーと仲良くなった方がよっぽど良いサービスしてもらえます(経験済み)
パスポートの有効期限に注意
外国籍のクルーズの場合、日本発着の日本周遊クルーズだとしても、必ず1ヶ所は海外を経由します。
つまり、外国籍のクルーズに乗船する場合はパスポートが必ず必要!
そして注意しなければいけないのが、パスポートの有効期限。
クルーズは基本的にパスポートの有効期限(残存期限)が下船日から6ヶ月以上が必要です。
乗船日じゃないですよ、下船日です!
寄港地によってはビザが必要な場合も。
そのビザ取得やパスポート取得は自分でする必要があるので、準備はお早めに!
「パスポートの有効期限がまだまだあるから大丈夫〜と思っていたら、有効期限6ヶ月を切っていた!」なんてことにならないように、必ずパスポートの有効期限は確認してください。
料金プランに港湾税・政府諸税・チップ代が含まれているか確認
クルーズ旅行にはクルーズ代金の他に港湾税・政府諸税・チップ代が必要です。
- 港湾税とは飛行機で言うなら空港利用税のようなもの
- 政府諸税とは入出国手続きに関する税
- チップはクルーに渡すチップ
チップ代とはその名の通りチップなのですが、クルーズ旅行では1回ごとのサービスにチップを支払うのではなく、事前にまとめてチップを払っておくと言う定額制システムを取っています。
それでも私たちは嬉しいサービスしてもらったそのクルーにチップ払ってるよ!
クルーズのプランを探している中で「あ!安い!」と思っても「別途港湾税・諸税がかかります」とか書いてあることも。
その場合は大体プラス1〜2万円くらい上乗せされると思っておいた方が良いです。
クルーズのプランを見るときは「港湾税・政府諸税・チップ代」が含まれているかチェックしましょう!
クルーズはキャンセル料の発生が早い
国内のホテルの予約なら、直前までキャンセル料無料のところも多いですよね。
でもクルーズのキャンセル料が発生するのはおよそ90日前!
値段が安いプランほど予約した瞬間からキャンセル料が発生するクルーズもあります。
先のことはなかなかスケジュールが分からないかもしれませんが、この期間は何が何でも空ける!という意志を持って予約しましょう。
クルーズ乗船中の注意点
クルーズに乗船したあとにも、気をつけるべき注意点があります。
「避難訓練」「船酔い」「持ち込み禁止の物」「喫煙」などなど。
クルーズ乗船日の避難訓練は参加必須!
クルーズ乗船後24時間以内に、ボートドリル(避難訓練)が行われなす。
この避難訓練は国際法で全員の参加が義務付けられており、もし1人でも避難訓練に参加していない人がいると船は出航できません。
「避難訓練の参加を知らなかった」で、乗客全員に迷惑がかかることに・・・!
クルーズにチェックインし客室に入ったら、まず緊急時に集合する場所と避難経路を確認しておきましょう。
必ず部屋の内側扉に、緊急時の集合場所が表示されています。
客室に救命胴衣が用意されているので、この救命胴衣にも集合場所が書いてあります。
緊急時は『D』エリアに集合してね!という意味だよ
以前は避難訓練が始まると乗客全員が指定の場所に集まり、緊急事態時の説明を受けるという形でしたが…
コロナ禍以降はお部屋のTVなどで避難訓練動画を見て、集合場所に行ってクルーズカードを出して確認という方法に変わっています。
すっごく楽になったよ〜!
クルーズによっては救命胴衣を着用せずに避難訓練の集合場所に集まる、というものもありました。
- コスタクルーズ→客室にある救命胴衣を着用して集合(コロナ前)
- ロイヤルカリビアン→集合場所で救命胴衣を配布(コロナ前)
- ノルウェージャンクルーズ→事前に避難訓練動画を見て集合場所でカード確認(コロナ後)
私たちがクルーズに乗船した時、「アナウンスの意味がわからず避難訓練に参加できなかった」という日本人の方に会いました。
夜に避難訓練参加できなかった人用にもう一度避難訓練の時間が設けられていたので、「避難訓練は絶対必要で、参加しないと船が出航しない」ということを伝え、無事参加できたようです。
もし、クルーズに乗船していて英語が分からない場合でも、警笛が必ず鳴ります!
警笛が鳴ったら避難訓練の合図なので、必ず避難訓練は参加してください!
クルーズは意外と揺れるので船酔い注意
どのクルーズも「フィン・スタビライザー」と呼ばれる横揺れをコンピューターが制御する装置が付いており、船が揺れない仕組みになっています。
が、
クルーズって、意外と揺れます
もちろん海域や天候にもよるんですが、海が荒れているときは世界最大級のアミューズメント客船オアシスオブザシーズですら揺れを感じました。
と言っても、上下に揺れるって言うよりは「あ、なんかめまいがする・・・これ船が揺れてるのか・・・」って感じ。
私は結構船酔いしました…
クルーズによっては酔い止めが無料でもらえるので、気分が悪くなったら医務室に行きましょう。
我が家が絶対的な信頼を持っているのが酔い止め『アネロン』
『アネロン』はクルーズでは絶対に持って行きたい荷物ナンバーワンです!
クルーズは先端が揺れやすいので、客室を選ぶときは船の真ん中の部屋を選ぶのおすすめ。
クルーズの客室の選び方は「クルーズ客室おすすめ選び方!客室の位置は?」でも詳しく紹介しています。
また、クルーズでは食べ過ぎに注意!
ほとんどのクルーズでは24時間好きなものが食べ放題になっているので、ついつい欲張って食べ過ぎてしまうことも・・・。
食べ過ぎによって胃に負担がかかり、普段乗り物酔いしない人でも酔ってしまうこともあります。
クルーズに持ち込み禁止の持ち物
クルーズには食料・飲料は持ち込み禁止のところが多く、特にアルコールは原則持ち込み禁止です!
ただ、「寄港地でどうしても現地のワインを購入したい!」という場合もありますよね。
アルコールを購入して持ち込みたい場合、クルーズによっては数量限定で船側で預かり、下船の時に返却となるパターンもあります。
船会社によってルールは異なるので、アルコールを持ち込めるかどうかは必ず乗船するクルーズにて確認しましょう。
また船内火災防止のため、ドライヤーや湯沸かし器など熱を発する機器の持ち込みは禁止です!
クルーズのドライヤーは風量が弱いから自分のドライヤー使いたくなるけど、我慢我慢…
クルーズ客室内は原則禁煙!
クルーズ内は客室・バルコニー・レストラン・バーなどでもタバコを吸うことができません。
一部喫煙可能なエリアが設けられているクルーズもありますが、指定場所以外で喫煙した場合には罰金が取られます!
寄港地が欠航や抜港になっても返金されない
クルーズでは船長が毎日安全な航路を設定して運行しており、台風やハリケーンが近づき天候が荒れている場合は、臨機応変でもっとも安全なルートを通ります。
結果的に、船長の判断で欠航や抜港(寄る予定だった港を飛ばす)することもあります。
寄港地観光の計画を立てていたり、現地のレストランの予約をしていたとしたら残念…
でも、安全にその海域を渡りきることの方が大事なんです。
抜港に関しては利用規約にも書いてあり、必ず乗船前にサインをしています。
欠航・抜港になって寄港地観光ができなかったとしても旅費は戻ってきません!
同意してサインしている以上「金返せ!」なんて言っちゃダメですよ。
寄港地観光中は最終乗船時間に注意
クルーズには出航時間と最終乗船時間があります。
- 出航時間・・・クルーズが港を出発する時間
- 最終乗船時間・・・クルーズに戻ってこれる最終時間
これを勘違いして、「出航時間までに戻って来たら良いや〜」と思っていたら大変なことに。
最終乗船時間を1分でも過ぎるとクルーズに乗れません!
寄港地観光で注意すべきなのが、現地での渋滞や電車の遅延。
基本的には、最終乗船時間の1時間前には戻ってこれるスケジュールにしておきましょう。
万が一渋滞や遅延があっても焦らなくて良いスケジュールがおすすめ!
クルーズ内で申し込むクルーズの寄港地観光ツアーの場合は例外。
クルーズの寄港地観光ツアーなら、どれだけ遅れたとしてもクルーズは待っていてくれます。
- 料金が安い
- 時間に融通が効く
- 自分で好きなように観光できる
私たちは毎回「個人で寄港地観光」にしています。
料金も安いし、好きなところに行ける方が楽しい♪
海外現地ツアー【VELTRA(ベルトラ)】なら、寄港地観光におすすめの格安ツアーが申し込めます!
ツアーによっては体験談の投稿でツアー代金が全額返金になるモニターツアーもありますし、グループ割、家族割などの割引も豊富!
私たちはいつもVELTRA(ベルトラ)を使ってます!
- ツアーガイドがいる
- 自分で観光地を調べる必要がない
- どれだけ最終乗船時間に遅れてもクルーズに置いていかれる心配がない
自分で観光地を調べるのは面倒だけど、『ザ・観光地!』は行ってみたいという人は、クルーズの寄港地観光ツアーがおすすめ。
ツアーによっては日本語ガイドさんがいる場合もあり、英語が分からないし・・・という人も安心です。
ただ、なぜかツアーで行くレストランは美味しくないお店が多い・・・。
せっかくの海外旅行なのに、自分で好きにレストランに入れないのは悲しい
観光地向けのレストランより、地元の人が通うお店の方が美味しいかなと思います。
ガイドブックに載ってるお店も良いけどね!
私たちはクルーズの寄港地観光ツアーは使ったことがありません。
唯一、プーケットでは渋滞情報も分からなければ停舶港が直前まで分からなかったので、個人で行くかツアーを使うか迷いました。
クルーズの寄港地観光ツアーを使う最大のメリットは「クルーズに置いていかれないこと」だと思ってます。
どうしても心配な人はツアーを使ってみてください!
クルーズ乗船前に注意点を知っておくだけで快適にクルーズが過ごせる
初めてのクルーズ旅行では、知らないことも戸惑うことも多いですよね。
基本的には「怒らない」「不満を言わない」というのが1番大事じゃないかなって思ってます!
クルーと仲良くなればこっちのもの。
クルーズ内は海外だということを忘れずに、準備もしっかりしてクルーズ旅行を楽しみましょう♪
クルーズ旅行の持ち物は「クルーズ旅行におすすめの持ち物紹介!必須・持っていけば良かった物」の記事で詳しく紹介しています!
気になったらクルーズをチェック