【コロナ禍での海外旅行】出国に必要な書類・おすすめ海外旅行保険・日本帰国時に必要な事まとめ!
コロナ渦での海外旅行は、コロナ以前の海外旅行と比べて準備やリサーチがとても大変です。
2019年12月を最後にずっと海外旅行に行けていなかった私たちですが、ついに2021年12月にラスベガス行きを決めました。
この記事では実際に私たちが調べたコロナ禍で海外旅行するための準備・知識について詳しく解説していきます。
コロナ禍では日々情報が変化しています。必ずご自身でも外務省のホームページや大使館・領事館のホームページを確認してください。
海外旅行の準備①:渡航先の情報を調べる
コロナ禍においては、日本からの渡航を禁止・制限している国があります。
外務省の『日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置』というページで、各国が日本からの渡航に対して入国制限をかけているかどうかを確認できます。
行きたいと思っている国に日本から日本人が渡航できるかどうか、必ず確認してください。
また、行こうと思って調べたタイミングでは入国可能でも、突然入国できなくなる可能性もあります(日本も11月30日より全世界からの外国人が入国禁止になりました。その上で3月1日より「特段の事情」がある場合のみ入国が可能)
また、日本出発では無く日本以外の国から別の国へ渡航する場合(トランジット含む)で、また制限が変わってきます。
必ず!自分が渡航する国・トランジットをする国の入国条件を確認しておきましょう。
領事館・大使館のホームページを必ずチェックする
渡航先の領事館・大使館のホームページは必ずチェックしましょう!
例えば今回私たちはアメリカに行くので、在アメリカ合衆国日本国大使館の情報を読んでいました。
これらも日々情報は更新されているので、1度見たら終わりではなくブックマークしておいて何度も確認することをおすすめします。
航空会社のホームページもチェックしておく
私たちが乗ったANAでは、「日本・アメリカの出入国制限について」詳しいページが用意されていました。アメリカ渡航予定の方はぜひ見て欲しいページ!
また、搭乗前に事前にパスポート番号の入力・滞在先の情報入力などが必要です。
飛行機を予約した後は、航空会社のマイページにて入力する項目がないか確認しておきましょう。
渡航先の情報収集におすすめのサイト一覧
海外旅行の準備②パスポートの残存期間の確認
海外旅行に必須のパスポート。実は有効期限ギリギリまで使えるというわけではありません。
国によっては、パスポートの残存期間が一定期間ないと入国することができないんです。
残存期間というのは、有効期限が切れるまでの期間の事。
基本的にパスポートは残り1年になる頃までには更新しておくのが安心ですね!
パスポートの名義変更の場合は新規ではなく変更申請もできる
結婚などで名字が変わったり本籍の都道府県が変わったりすると、パスポートも新しくする必要があります。
10年パスポート作ってたのに2年目で名前が変わった・・・みたいな時、ちょっと困りますよね。
実はパスポートは新規作成だけでなく、変更申請もできます。
しかも変更申請の方が安い!まだ残存有効期限が長く残っていて、新規に作り直すのはもったいない・・・という方は、変更申請の方がおすすめです。
切替申請(新規) | 記載事項変更申請 | |
現在有効のパスポート | 失効 | 失効 |
パスポートの有効期限 | 5年or10年(新規作成と同じ) | 現在の残存有効期間を引き継ぎ |
顔写真・旅券番号・ICチップデータ | すべて新しくなる | すべて新しくなる |
手数料 | 5年(12歳未満):6,000円 5年(12歳以上):11,000円 10年:16,000円 | 6,000円 |
表を見てわかる通り、パスポートの情報を一部変更する「記載事項変更申請」の方が手数料が安くなります。
もしパスポートの残存有効期限がまだまだ残っている!という方は、変更申請の方が良いですね。
ただし現在持っているパスポートの有効期限も引き継がれます。
残存期間が残り1年で変更申請しても、その後すぐ切替申請しなきゃいけないのなら最初から切替申請でも良いかもしれません。(お住まいの都道府県によっては切替申請ができるのは有効期限が1年未満とされている場合があります)
また、変更申請でも旅券番号(パスポート番号)は変更になります。
ワクチンパスポートに登録する旅券番号は出国時に使う旅券番号と同じである必要があるので、もしパスポートを変更・切替にする予定があるなら、ワクチンパスポートを発行する前に行いましょう。
海外旅行準備③航空券を購入する
マイルを使って特典航空券を発券する
海外旅行するならマイルがおすすめ!
マイルがあれば長距離ビジネスクラス・ファーストクラスも無料で乗ることができます。
今回私たちはラスベガスまでビジネスクラスを予約しました(正確には羽田→サンフランシスコまでANAのビジネスクラス、サンフランシスコ→ラスベガスがユナイテッド航空のエコノミー)
有償で予約すると2人でなんと170万円・・・!!
それが、マイルだと180,000マイルで行くことができました。
マイルで支払ったので飛行機代は無料。正確には燃油サーチャージなどで5万円ほどの支払いがありましたが、170万円が5万円になるって凄すぎます・・・!
じゃあマイルをどうやって貯めるか?なのですが、おすすめはポイ活。
ポイ活は現金やTポイントを貯めるのも良いですが、旅行好きならマイルに交換するのが最も価値があります。
ポイ活でマイルを貯める方法もぜひ読んでみてください。
特典航空券の場合、基本的にフライトの変更も可能です。
ただし、ほとんどの場合で変更するには電話のみとなり、ネット上での変更ができません。
渡航先にいる状態で飛行機を変更したい場合、日本に電話がかけられる環境が必要です。
また、日本への入国人数制限がかかる可能性があるので、入国制限によって変更ができない場合も・・・。
キャンセル・変更可能な航空券を購入する
では、マイルを持っていない方のパターン。
格安航空券はキャンセル・変更不可の場合が多く、情報が日々変わり続けるコロナ禍では格安航空券はおすすめしません。
少し値段が上がっても、手数料のみでキャンセルできる航空券や変更ができる航空券を予約しましょう!
いつ、その国に入国できなくなった・帰国できなくなった・コロナにかかった・熱が出た・・・などで予定を変更することになるかわかりません。
もしキャンセル不可の格安航空券を買っていて予定通りに飛行機に乗れなくなった場合、その航空券代は無駄になってしまいます。更に直前で取り直しになると、航空券が高騰してる可能性も。
それでは何のために格安航空券を買ってるのか意味がわからないですよね。
繰り返しますが、今は国際線に限らず国内線であっても、キャンセルや変更可能な航空券を予約するようにしてください。
この場合も、日本への入国制限によって変更できるはずの航空券が変更できない可能性もあります。
変更できない可能性はありますが、最初から変更できない格安航空券を購入するより、フレキシブルな航空券を購入しておくようにしましょう。
海外旅行準備④:ホテルを予約する
コロナ禍なので、ドミトリーやゲストハウスではなく個室のあるホテルを予約するのがおすすめです。
こちらも航空券と同様、キャンセル・変更ができるホテルを予約しておきましょう!
海外旅行の時のホテルの選び方は『海外旅行ホテルのおすすめ選び方!失敗しないホテル選びのポイントは4つ』で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
今回ラスベガスでは1ヶ月以上滞在するので、初めてAirbnbを利用しました!
Airbnbはホスト側の設定にもよりますが、長期滞在や月割などの割引が効くところもあるので、長期滞在する方に特におすすめ。
海外旅行の準備⑤:ワクチンパスポートを取得する
アメリカは入国する際にワクチン接種必須となりました(18歳以上)
ワクチン接種証明書であるワクチンパスポートは、ワクチン接種をした市に申請すると無料で発行してもらうことができます。
国によってはワクチンパスポートは空港や現地のレストラン入店などで使用する可能性があるので、常に持ち歩いておきましょう。
以前は書面のワクチンパスポートでしたが、2021年12月中旬ごろからマイナンバーカードを使ってデジタルワクチンパスポートを受け取れるようになってきました!
海外渡航用のワクチンパスポート使用可能な国は外務省の海外安全ホームページにて確認できます。
ちなみに空港などで提出するわけでは無いので、1人1枚のみ発行。
また書面の場合、窓口では受け付けておらず郵送のみの市区町村もあるので、ご自身がワクチンを接種した市区町村の申請方法を調べてください。
私達が住んでいる横浜市では、郵送のみで10日ほどかかると書いてありました。
実際には1週間ほどで届きましたが、多少時間がかかると考えておいた方が良いかもしれません。
書面のワクチンパスポート申請に必要なもの
- 申請書
- 海外渡航時に有効なパスポートの写し
- 摂取券の写し
- 接種済み証または接種記録書の写し
- 本人確認書類の写し
- 返信用封筒+84円切手
全ての市区町村で必要な書類がまったく同じというわけでは無いので、必ず「〇〇市 ワクチンパスポート」で調べてください。
場所によっては本人確認書類の写しがいらなかったり、そもそも窓口で受付できる場合は返信用封筒はいらなかったりします。
デジタルワクチンパスポートの申請に必要なもの
- スマートフォン
- アプリをインストール
- マイナンバーカードと暗証番号4桁
- パスポート
今回の渡航では書面でのワクチンパスポートだったので、まだデジタルパスポートは利用していません。
デジタルパスポートの方が断然使いやすいので、こちらをおすすめします!
詳しいデジタルパスポートの申請方法はこちら
海外旅行の準備⑥:海外旅行保険に入っておく
まず最初に海外旅行保険でおすすめなのがクレジットカード。
年会費無料のクレジットカードでも、海外旅行保険がついているものがあります。
いくつかのクレジットカードを組み合わせて持っておくのもおすすめ!
エポスカード
クレジットカードの海外旅行保険適用には、その旅行に関係するものにクレジットカードで支払うことで適用される“利用付帯”と、持っているだけで適用される“自動付帯”があります。
海外旅行するならまず持っておきたいのがエポスカード。
エポスカードは年会費無料で、しかも持っているだけで保険が適用される方の自動付帯。
保険の種類 | 保険の金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害 (自己負担額3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
保険会社の海外旅行保険に比べると補償金額はそこまで高く無いですが、年会費無料のクレジットカードを持っているだけで使える保険があるのは安心です。
しかも疾病治療費用270万円は、年会費無料のクレジットカードとしては最高水準の補償額!
なかなか保険金を支払ってもらえない・・・なんてこともありません。
実際に私は海外でスマホを盗まれた時に携行品損害、海外で病気になり半日入院と点滴をしたときに疾病治療費用として保険金を支払ってもらいました。
保険金を支払ってもらうために必要な書類など、現地でしかもらえないものもあります。
エポスカードで保険金をもらうための手続きや必要書類などはこちらの「エポスカード海外旅行保険を使ってみた!実際に必要な書類・電話番号・申請方法など紹介」でまとめたので合わせてご覧ください。
楽天カード・楽天プレミアムカード
次におすすめなのが楽天カード。
楽天トラベルや楽天市場など、楽天経済圏で使っている方も多いと思います。
楽天カードはその旅行に関係する渡航先までの航空券やパッケージツアーの料金を、出国前の決済で利用していれば保険が適用になる“利用付帯”
支払いは一部でも大丈夫ですが、必ず出国前の決済である必要があります。旅行に関する支払いであっても、出国後だと保険は適用になりません。
保険の種類 | 保険金額 (楽天カード) | 保険金額 (楽天プレミアムカード) |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 (自動付帯:4,000万円 利用付帯:1,000万円) |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) | 自動付帯:300万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 200万円(1疾病の限度額) | 自動付帯:300万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(自己負担額なし) | 2,000万円(1事故の限度額) | 自動付帯:3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 200万円(年間限度額) | 自動付帯:200万円(年間限度額) |
携行品損害 (自己負担額3,000円) | 20万円(年間限度額) | 50万円(年間限度額) (自動付帯:30万円 利用付帯:20万円) |
多くの方が持っているのが楽天カードだと思いますが、海外旅行に行くなら楽天プレミアムカードもおすすめ!
楽天プレミアムカードだと、ほぼ“自動付帯”、一部“利用付帯”になります。
更に楽天プレミアムカードは、空港の有料ラウンジに無料で入れるプライオリティ・パスを無料で発行することが可能。
日本国内の空港ラウンジはコーヒーやジュースが無料で飲めてWi-Fiが使える・・・くらいのものですが、
海外の有料ラウンジは食事やアルコールが食べ放題飲み放題、シャワーやマッサージチェアがついているところもあってとっても豪華!
プライオリティ・パスは普通に申し込むと429ドルかかりますが、楽天プレミアムカードから申し込むと無料!
正確には楽天プレミアムカードが年会費1万円するので、1万円でプライオリティ・パスが持てるということになります。
楽天プレミアムカードなら海外旅行保険の保険金額の上限も上がりますし、海外旅行するならぜひ持っておきたいカードです。
マリオットボンヴォイアメックスカード
マリオットボンヴォイアメックスカードは旅行好きに圧倒的人気を誇るクレジットカード。
SPGアメックスカードだった頃は自動付帯で海外旅行保険が適用されていましたが、マリオットボンヴォイカードでは“利用付帯”で補償が受けられます。
保険の種類 | 利用付帯 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億 |
傷害治療費用 | 最高300万円 |
疾病治療費用 | 最高300万円 |
賠償責任 | 最高4,000万円 |
救援者費用 | 最高400万円(保険期間中) |
携行品損害 (自己負担額3,000円) | 50万円(1旅行/年間限度100万円) |
さらにマリオットボンヴォイカードアメックスは本人だけでなく、生計を共にする家族・親族も保険対象の“家族特約”も無料でついています。
さらにマリオットボンヴォイアメックスなら、航空便遅延補償までついています。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
乗継遅延費用 | 最高 20,000 円 |
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 | 最高 20,000 円 |
受託手荷物遅延費用 | 最高 20,000 円 |
受託手荷物紛失費用 | 最高 40,000 円 |
海外旅行中の、乗り継ぎ便に向かう飛行機が遅延して乗り継ぎ便に乗れなかった場合や、飛行機の欠航、預けた荷物の紛失や遅延したときに補償してもらえる保険です。
航空便遅延補償が無料でついているクレジットカードはほとんど無いので、とってもありがたい!
また、マリオットボンヴォイアメックスはマイル還元率も最大1.25%&ポイントでマリオット系列のホテルに無料宿泊もできるので、旅行するならぜひ持っておきたいクレジットカード。
年会費はかかりますが、それ以上に魅力いっぱいのカードです。
マリオットボンヴォイアメックスを申込むなら紹介制度経由が1番お得!
もし周りにマリオットボンヴォイアメックスを紹介してもらえる人がいない場合は当ブログからも
ご紹介できますので、お気軽にご連絡ください♪
色々質問してから決めたい!と言う方は
クレジットカードの海外旅行保険は合算して使える
ここまで紹介したクレジットカードの海外旅行保険を並べてみました。
クレジットカード 海外旅行保険 |
エポスカード | 楽天カード | 楽天プレミアムカード | マリオットアメックス (利用付帯) |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 300万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 200万円 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 | 3000万円 | 4000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 200万円 | 400万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 |
クレジットカードの海外旅行保険は合算できます。
ただし、「傷害死亡・後遺障害」だけは合算できません。最も高い金額を限度として支払われるので、今回の場合はマリオットボンヴォイアメックスの1億円が最高額になります。
では、エポスカード・楽天プレミアムカード・マリオットボンヴォイアメックスの利用付帯でクレジットカードを合算した場合の保険金を確認してみましょう!
クレジットカード 海外旅行保険 |
エポスカード | 楽天プレミアムカード | マリオットアメックス | 合計金額 |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高5,000万円 | 最高1億円 | 最高1億円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 | 300万円 | 800万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 300万円 | 300万円 | 870万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 3000万円 | 4000万円 | 9000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 400万円 | 700万円 |
携行品損害 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | 120万円 |
(楽天プレミアムカードとマイオットボンヴォイアメックスカードは利用付帯の時の金額です)
特に海外旅行中に欲しい保険、傷害治療費用と疾病治療費用が800万円超え、携行品損害が120万円まで補償されるようになりました。
(※携行品損害保険は1個、1組または1対あたり 10 万円限度です)
今回紹介したクレジットカードの保険期間は、日本を出発してから最大90日間。
3ヶ月以内の海外旅行ならクレジットカードの海外旅行保険が使えます!
クレジットカードの海外旅行保険に上乗せの保険をかける
クレジットカードの海外旅行保険だけでは不安な方は、保険会社の海外旅行保険を上乗せすることも可能です。
ただ、この場合でも「傷害死亡・後遺障害」は合算ができません。
そして主に欲しいのは治療費用ですよね。
海外旅行保険の中には、欲しい補償だけを選んで作れるオーダーメイドプランや、治療費用・疾病死亡(クレジットカードにはない補償)のみがついているプランがあります。
三井住友海上の「ネットde保険@とらべる」
1番おすすめなのが三井住友海上の「ネットde保険@とらべる」
クレジットカードの海外旅行保険だけでは補償が不足しがちな治療・救援費用と疾病費用、弁護士費用に絞ったプランが選べます。
今回の旅行だとアメリカ合衆国行き・38日間で20,030円(リピーター割だと19,020円)
ファミリーで申し込むと2人で34,950円(リピーター割だと33,190円)
ただし、ファミリーで申し込むと同行者の疾病死亡補償が1000万円に下がります。
疾病死亡はどのクレジットカードにもない補償なので、ここまで保険をかけておきたい!という方は、保険会社の海外旅行保険を申し込んでおくのがおすすめです。
色々調べましたが、
- 30日以上の期間で保険が申し込める
- クレジットカードの海外旅行保険の不足を補える
上記を満たす海外旅行保険は「ネットde保険@とらべる」が1番安く申し込めそうです。
ただし注意点もあります!
過去に海外旅行保険を使ったことのある方は要注意!
電話して確認しましたが、クレジットカードの保険や保険会社の保険など関係なく、同種の保険料5万円以上の受領記録があると入れない、とのこと。
残念ながら私が2年前に疾病治療3万円、2年半前に携行品損害保険5万円をエポスカードで申請しているので、「ネットde保険@とらべる」には入れませんでした。
損保ジャパンの「新・海外旅行保険off!(オフ)」
必要な分だけオーダーメイドで保険を申し込みたいという方は、損保ジャパンの「新・海外旅行保険off!(オフ)」がおすすめです。
同じくアメリカ合衆国行き・38日間で調べました。
クレジットカードの保険で傷害死亡をカバーしているので付ける必要ないように思えますが、off!は疾病死亡を付けるためには保証額同額の傷害死亡も付ける必要があります。
というわけで、傷害死亡2000万円・治療費用2000万円・疾病死亡2000万円をつけたプランで27,950円。
その他の項目も自由に選べるので、クレジットカードの海外旅行保険があるけど、この保険をもっと充実させたい!・・・などの選択肢もあります。
ただしオーダーメイドプランは1人の申し込みのみで、ファミリープランはありません。
ファミリーで申し込みたい場合は、1人申し込み×人数分で契約しましょう。
また、通常のパッケージプランだとファミリー申し込みができます。
表は2名分の料金。
こちらの保険には「航空機寄託手荷物遅延等費用」付き。
これは手荷物が遅延したときに、やむ終えず購入した身の回り品・衣類・生活必需品などを購入したときの費用を補償してくれるもの。
SPGアメックスの海外旅行保険にもついている保険です。
off!に申し込む際にも注意点があります!
off!の場合は、保険金の受領金額ではなく「携行品損害保険金を3回以上受領していない」が条件となります。
海外旅行先でスマホを盗まれたり、カメラを壊したり、携行品損害保険を使う機会は意外と多くなりがち。
加入する際には、過去3年以内に携行品損害保険を3回以上受領していないかどうか確認しておきましょう。
フランスの保険会社「グローブパートナー」
1ヶ月以内の短期旅行or3ヶ月以上の長期旅行をする際に、かなり安く加入できる海外旅行保険が「グローブパートナー」です。
フランスの保険会社ですが、完全日本語対応。
更に、他の保険会社と大きく違うところは日本国外からでも申し込みができる点!
最長12ヶ月間加入できるので、世界一周される方やワーホリに行く方にも人気です。
また、医療費の補償内容には珍しく緊急歯科治療が含まれています。
歯の治療に関しては他のどの海外旅行保険にも入っていないので、グローブパートナーが唯一といったところでしょうか。
海外に行く前に虫歯の治療などは終わらせておきたいところですが、たまに気圧の変化で奥歯が割れた・・・などの症例も見たことがあるので、歯の治療が保険対象なのも大きなメリット。
グローブパートナーに申し込む際の注意点!
ちなみに、今回我が家はアメリカに38日間滞在だったので1ヶ月プランにするにはちょっと足りない・・・。ですが、今回は帰国日に合わせて1ヶ月間グローブパートナーに加入しました。
加入していない前半8日間のタイミングで病気や怪我が起きた場合はどうしようも無いのですが、今回はあくまでクレジットカードの海外旅行保険でカバーできなかった時の為の保険、と割り切り。
クレジットカードの海外旅行保険と保険会社の海外旅行保険を合算
それでは、クレジットカード(エポスカード・楽天プレミアムカード・マリオットボンヴォイアメックス)の海外旅行保険と、三井住友海上の「ネットde保険@とらべる」を合算した場合の保険を確認してみます。
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億 |
---|---|
治療・救援費用 | 3,670万円 |
賠償責任 | 9000万円 |
携行品損害 | 120万円 |
疾病死亡 | 2000万円 |
弁護士費用 | 100万円 |
治療費用が大幅にアップ!疾病にはコロナも含まれていますので、万が一入院・治療になったとしても安心できるくらいには補償があります。
クレジットカードの付帯保険と、上乗せプランやオーダーメイドプランなどを組み合わせて海外旅行保険を準備しておきましょう。
海外旅行の準備⑦ブランドの違うクレジットカードを複数枚持っていく
海外旅行に行く際は、VISA・MasterCard・AMEXなど違うブランドのクレジットカードを複数枚持っていくと安心です。
基本的にはVISAが最強ですが、国によってはJCBの優待が受けられたり、AMEXで支払った方が安心な場面も。
また、海外で利用したことによって不正利用疑いでクレジットカードが止められてしまう可能性もあります。
様々な状況に対応できるよう、私たちも毎回VISA・MasterCard・AMEXを持っていきます。
また、事前に「○月○日〜○月○日までどこの国で利用します」とクレジットカード会社に連絡しておくと、不正利用疑いで止められてしまうことが防げます。
その代わり、本当に海外で不正利用されたときに自分で気づいて止めないといけませんが・・・。
海外旅行におすすめのクレジットカードは、先ほど紹介した海外旅行保険が利用できるクレジットカード。
海外旅行の準備⑧:帰国の条件を調べる
海外旅行を無事に終え、日本に帰国する際も今までと比べてかなり複雑になっています。
→3月1日から、ワクチン3回目接種を終えていると帰国後の隔離が不要になる国も出てきました。
→9月7日午前0時(日本時間)以降、ワクチン3回目摂取が完了している方は帰国72時間以内のコロナ検査陰性証明書が不要になりました!
その上で、帰国後に検疫所が指定する宿泊施設での待機(ホテル隔離)が命じられている国もあります。
どこ国から入国するとホテル隔離になるのかは、厚生労働省のHPで確認してください。
この対象国も日々変化しています。
例えばアメリカはニューヨーク州・ハワイ州・イリノイ州・マサチューセッツ州・カリフォルニア州・テキサス州・フロリダ州は6日間隔離。それ以外の州は3日間隔離(2022年2月2日時点)
→3月1日からはアメリカからの帰国はワクチン3回接種終えていると隔離なし。公共交通機関も使えます。
NEW!!
→アメリカからの入国の場合、ワクチン接種歴問わず帰国後の隔離なし&公共交通機関の利用が可能
日本帰国時に必要な書類や、水際対策については厚生労働省のHPが1番詳しく載っています。
- 出国前72時間以内のPCR陰性証明書(9月7日以降、ワクチン3回目接種済みの方は不要)
- 誓約書
- アプリのインストール・登録
- 質問票
ワクチン3回目接種済み以外の方は、日本に帰国する72時間前にPCR検査を受け、陰性証明書を空港で提出する必要があります。
この陰性証明書は所定のフォーマットがありますが、必要事項がすべて記載されていれば所定フォーマットではなくてもOK。
ただ、可能なら日本のフォーマットに記入してもらえた方が、日本入国の時にスムーズです。
誓約書の誓約事項を実施するために、必要なアプリを日本に入国する前にインストールしておきます(出発前にしておくと良いですね)
- 入国者健康居所確認アプリ(MySOS)
- 接触確認アプリ(COCOA)
- Googleマップ(位置情報の設定)
成田国際空港・羽田空港・中部国際空港・関西国際空港・福岡空港を利用の方はMySOSのファストトラックが利用できます。
今まで紙やQRコードを提出していた質問票・誓約書ですが、事前に入力してMySOSのアプリを見せるだけでOK。
日本入国前にアプリインストール→「登録者情報」にて名前・生年月日・パスポート番号を入力、まで行っておくとスムーズ。
ファストトラックが使えない方は、入国者情報・待機場所情報などをWEBで回答し、最後に発行されるQRコードをスクリーンショットか印刷をして、空港の検疫時に提出します。
質問票へのアクセスは日本に帰国する際に必要な書類・情報については「海外から日本帰国時に必要な書類について」でより詳しく解説しています。
日本帰国時に必要な書類をダウンロード・印刷しておく
コロナ禍で海外に行く為の準備まとめ
最後に、コロナ禍で海外に行くために必要な書類・日本に帰国するために必要な準備物をまとめます。
- パスポート
- ビザ
- ワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)
- COVID-19の検査陰性証明書(アメリカへの入国には不要に)
- 出国72時間前のCOVID-19の検査陰性証明書(ワクチン3回接種済み以外の方)
- MySOSのダウンロード・登録者情報入力
- 質問票回答→QRコード保存(ファストトラック未使用の場合)
- 誓約書(ファストトラック未使用の場合)
渡航する国によって必要なものは変わるので、あくまで参考に見てください。
また、必ずご自身で外務省のHPや厚生労働省のHP、大使館・領事館のHPを随時確認しましょう!
この記事が、海外に渡るみんなの役に立てますように!