ローマ旅行・観光をする前に知っておこう!ローマの治安と気をつけること
イタリアの観光地の中でも特に人気なローマ。
世界遺産もたくさんあって、初めてイタリア旅行する人は「ローマに行きたい!」と思う人も多いのではないでしょうか?
観光地として有名ですが、気になるのがローマの治安。
- イタリア・ローマを旅行する時に気をつけること
- ローマの治安について
- スリ被害に遭った時に使える海外旅行保険
私たちの実体験を元に紹介していきます!
イタリア・ローマは観光客を狙った軽犯罪が多い
イタリアは観光地の国で、比較的治安が良いと言われています。
外務省の海外安全ホームページでも、イタリアには危険情報が特に明記されていません。
大きな重犯罪が起きる国ではありませんが・・・残念ながら、観光客が狙われる軽犯罪は頻繁に起こっています。
- スリ
- 置き引き
- ニセ警官
- ぼったくりバー
- ミサンガの押し売り
実際に私たちが遭った、そして見かけた軽犯罪が、どのような感じで起きたのか紹介していきます。
ミサンガの押し売りに注意
ガイドブックにも注意喚起してありました。
『コロッセオの周辺はミサンガの押し売りに注意!』
私は、お婆さんが路上でミサンガを売っていて「ミサンガ買わないか?」と声をかけてくるのかな〜?っていうのをなんとなく想像していました。
実際は
黒人のマッチョな男に囲まれて勝手に腕にミサンガを巻かれてお金を要求される
でした。
しかも、私(女性)相手ではなく。180cmのガタイの良い旦那の方が狙われました。
ミサンガ売りのやり方はこんな感じ!
- 最初は「無料でプレゼントするよ!」と言いながら腕にミサンガをつけ始める
- 「国の子供達が待ってる」と言いながら「チップをくれ」と言われる
- 断り続けてもずーっと腕を掴まれている
怖いですよね・・・。
ここで、チップ払ったら行ってくれるだろうと財布を出すのはとても危険!
カバンの財布の位置を覚えられ、去ったと思わせてスリに遭います。
そのまま引ったくられる可能性もあります。
また、高価な腕時計を付けていたら要注意。腕時計をスられる可能性があります。
最初は一人の男しかいなくても、仲間が集まって来てどんどん囲まれます。
怖すぎる!
最終的に諦めて去ってくれました。
そのほかにも押し売りはたくさんいます。
サングラス、自撮り棒、帽子、水・・・。
サングラスかけて帽子被って自撮り棒を持っていたら、声かけられませんでした(笑)
水は特に怖いですね。スーパーで売っているような安い値段で売られていることが多いのですが、中身がその辺で汲んできた衛生状態の悪い水の可能性があります。
もし水を買って、すでにキャップが空いていたら・・・その水は捨てましょう。
署名詐欺:内容が理解できないなら絶対に署名をしない
写真中央の男性が、紙を持っているのがわかりますか?
あれが、署名詐欺です。
「貧しい子供たちのために署名活動をしています」という風に声をかけてきます。
「help」と言いながら、紙とペンを渡してくるかもしれません。
内容をよく読まずにサインすると、実際には「あなたが私(署名活動家)に100万円を渡す契約書」なんてことになっているかも。
直筆サインは怖いです。
「同意書にサインしたよね?」って言われたら、逃げられません。
ちなみに、写真の手前側には水を売っている人もいます。要注意!
人が多い観光地・地下鉄はスリの温床
ローマの有名観光地と言えば、トレビの泉、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、スペイン広場、ナヴォーナ広場、パンテオン・・・。
これらの観光地は、平日の昼間に行っても大勢の観光客がいます。
人混みは絶好のスリの場。
注意していても、つい写真を撮るのに夢中になってカバンから意識が外れているかもしれません。
また「写真を撮ってあげるよ!」と近づいてきて、スマホを渡したらそのまま持ち逃げされることもあります。
地下鉄もスリが多いところですよね。
スリ被害に遭う場所:地下鉄の改札を通る直前
1度目のスリ被害未遂は、地下鉄の改札を通る直前。
ローマの地下鉄改札口は、開くのにほんの少し時間がかかります。
ほんの少し時間がかかるので、ほんの少し立ち止まりますよね?
その瞬間にカバンを開けられました。
しかも私は意識は改札口が開くタイミング。
プロのスリ犯人たちは、そういう意識が絶対何かに向いているタイミングの、ほんの一瞬を狙ってきます。
幸い開けられたポケットはティッシュしか入っていない場所で、開けられたこともすぐに気付きました。
でも気付いたのは開けられた後なので、もし貴重品が入っていたらアウトです。
スリ被害に遭う場所:電車の座席に座ろうとした瞬間
2回目のスリ被害未遂は、電車の座席に座ろうとした時。
横並びの長い座席ではなく、2席ずつ並んでいるタイプの電車です。
空いている座席を探して、座ろうとした時って、一瞬止まりますよね?
多分止まっていると意識しないレベルだと思います。
その一瞬で、カバンを開けられました。
スリの被害に遭う場所:電車の中や駅のホーム
ジプシーの少女って知ってますか?
特徴は、ちょっと小汚い若い女の子グループ
電車に乗るわけでもなく、ホームや切符売り場の周辺をウロウロしていることが多いですね。
- 新聞や板をカバンの上に被せてくる女の子
- 隠されたカバンを開ける女の子
- 盗んだ貴重品を受け取る女の子
みたいな感じで、グループの協力技でスリを行います。
ただしジプシーの少女たちは暴力的なことはしませんし、捕まえたら抵抗しません。
ローマで軽犯罪に巻き込まれないための対策
観光客を狙ったさまざまな軽犯罪が、ローマでは起こります。
軽犯罪に巻き込まれないための対策や、事前準備をしっかりしておきましょう!
防犯リュックを使う
私がスリ被害未遂に遭った原因は、カバンが開けやすかった。
じゃあ、開けにくいカバンにするのが何よりもスリ被害を避けられます!
カバンを選ぶときのポイントは、背中にチャックのあるリュック!
背中側のチャックポケットに、財布やパスポートなど貴重品を入れておくと安全です。
他には防水、スキミング防止、防刃などの機能があると良いですね。
ヨーロッパ旅行では斜めがけのカバンは止めましょう!
斜めがけカバンは、車やバイクからの引ったくり被害に遭いやすいです。
パスポートのコピーを持ち歩く
万が一パスポートを盗まれてしまうと、帰国できなくなってしまいます。
パスポートのコピーを持っておけば盗まれた後の手続きがスムーズ。
日本大使館にパスポートのコピーを持って行き、帰国できるように手続きをしましょう。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っておく
「海外旅行保険」と言えば、保険会社の海外旅行保険に入ったり、旅行社で海外旅行保険に申し込んだりのイメージが多いと思います。
当然保険料がかかりますよね。
「保険料を払ってまで海外旅行保険いるかな〜?」って悩んで、結局入らないという人も多いと思います。
私のおすすめは海外旅行保険付きのクレジットカード!
エポスカードなら年会費無料で持っているだけで保険の対象になります。
例えば、ローマで怪我をしたり病気になって病院に行った時、そしてスリに遭った時。
エポスカードを持っているだけで、保証の範囲内ならお金が戻ってきます。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
私は過去にスマホをスられたことが遭って、携行品損害の保証が使えました。
スマホ代金が全額返ってきますね。
しかも、エポスカードはカードが盗まれて不正利用された場合でも全額保証されます!
もし盗まれたことがその場で気付かなくても、保証対象は61日前まで遡れます。
なので海外旅行にエポスカードなどの海外旅行保険付きのクレジットカードはマスト。
エポスカードで実際に保険金を申請する流れはこちら「エポスカード海外旅行保険を使ってみた!実際に必要な書類・電話番号・申請方法など紹介」もチェック!
エポスカード以外にも、おすすめの海外旅行保険付きのクレジットカードもあります。
きちんと警戒・防衛してローマの街を楽しみましょう!
警戒・防衛していても、スリのプロたちは手品のように盗んでいきます。
「気を付けていたのに・・・」と悔しい思いをすることもあるかもしれません(私はありました)
でも、知っていて防衛しているのと知らなくて被害に遭うのでは、その後の対処方法も変わってきます。
ローマにはたくさんの世界遺産もあって、本当に良い街です!
しっかり警戒・防衛してローマの街を楽しんでください♪